オンラインコンサート Music On The Inside
今年は、オンラインパフォーマンスはしたものの、ライブパフォーマンスはしませんでしたが、1月からは苦手分野のワークショップをオーガナイズさせていただき、勉強させていただきました。
今年は特にニューヨーク、アジアンヘイトから日本人ミュージシャン仲間も暴行をうけたり、街は人種やコロナやワクチンへの考え方の違い、そして治安が悪くなり、緊迫感が凄かったです。
アルバムをリリースした傍ら、充電の年でもある今年は、
1月Monday Michiruさんの英詞Workshop!
10代からのミューズ、憧れのマンデーさんに英語歌詞の実用的なテクニックを教えていただき、今までのMondayさんのワークショップでも一番濃厚でした!
そして、ルシアナソウサのリズムワークショップ、インプロビゼーションに、作曲のワークショップ。小川慶太くんのリズムのワークショップ。毎週土曜には、Vanessa FarabellaとRichard Millerによる
ポルトガル語のボサノバ、サンバの曲を学ぶクラスこれは1年通して、毎週土曜続けました。
2月にFm Yokohamaの大好きなDJ MITSUMI &穂積ユタカさんの番組
「E-ne!〜good for you〜」に電話ゲスト出演させていただきました。
後は5月の末からー3ヶ月、世界でVoice Trainerで 有名なニューヨークの
New York Vocal CoachingことNYVC Voice Teacher Training Program ボイスティーチャーが学ぶ、声帯や、声のメカニズム、そして教育法を設立者Justin Stoneyのもとで学びました。
あんなにボイスについて、ボーカルを教えるTeaching Classで基礎かVocalistのための教育学をオーガナイズされた内容は初めてでした。人生で勉強した勉強の中で、1番学びたかった分野だったので、本当に夏はニューヨークにきて大学生だった頃以来勉強しました。
今まで、20年ボイストレーニングそして、ジャズのボーカルの先生についてきました。ツアー中よく、教えて欲しいと以来をもらったりしたのですが、なかなかツアー中時間が作れず、一緒に旅しているミュージシャンをお休みにするわけもいかなくて、
N Yでしかボイストレーニングを教えていませんでした。しかし、パンデミックに入り、 Zoomで日本の方にも教えてれるようになったこともあり、もう一度、ヴォーカリストとして、ヴォイスコーチとして基礎から学びたいと思い、そして死ぬまで健康な状態で歌っていきたいという強い思いから、3ヶ月で、週に4時間(プラス2時間のQ&A) がんばりました。本当にこんなに時間が取れる期間がなかったので、とてもいいタイミグでした。
5月終わりに思いつき、NYCVに連絡したら、明日がオリエンテーションだと言われ、即受講をきめました。9月から激しく仕事が忙しくなったので、ちょうど良いタイミグでした。今まで習っていた一つ一つのボイストレーニングのエクセサイズが何のためあったのかを学べて、目から鱗でした。そして生徒に教えながら、講師のJustinに色々な質問ができて、本当に幸せでした。
2月にCD Here and Nowの制作再開。素晴らしいピアニストで、7年ほど共に演奏や、ツアーをしている、ピアノのアートヒラハラさんこと、アートには本当に世話になりました。朝から晩までスタジオに入り、Vocalのオーバーダーブをしました。

初めてスタジオに出たので、みんな完全防備です。
Brooklyn の Degraw Soundスタジオにて
Art Hirahara, Me, Atsuo Matsumoto and The Degraw Sound owner, Ben Art Hirahara

4月にはみやま市の観光大使としてこのような本で、ニューヨークに来るまで、そしてきてから今に至までをインタビューいただきました。福岡のみやまの学生に配られたそうです担当の小柳みつおさん素敵な機会をありがとうございます。


8月にはERK Recordsから今回は日本のディスクユニオンさんが購入してくださり、全国リリースした
6枚目のアルバムHere And Now!
今までのアルバムは3枚目のTrue Colorsから ディスクユニオンUSA が購入していただきリリースしていただいています。
クラウドファンドで皆様のサポートのおかげで、CDがリリースでき、皆様に出来たCDがやっとお届けできたことが、今年のハイライトでした。
お待たちいただき、本当にありがとうございました❤️💫
Sara Pettinella #LittlecombProductions- Photography
Haluka Tachinaba -Art Work
Asako Mochizuki- Album design
9月には世界でデジタルリリースしました。9月から沢山のラジオゲストも読んでいただき、本当に嬉しかったです。
Music Bird THE NITE 大西貴文さん、リリース前に電話ゲストしていただきました!毎週オンエア頂き有難うございます。
リリース前は、毎晩オンエア、感無量でした。
熊本シティFM 朝リズムでもDJ shihoさんにMonthly songとして1か月オンエア頂きました。
コモエスタ辛島 嶋田さん、有難うございます!

FM長崎では平戸裕介さんにERIKAの20周年記念特集番組まで2週に渡り、2時間くんでくださりました。平戸さんのグッもでも沢山オンエア頂きました。しかも忙しく世界を飛び回っていて、毎回レコーディングにも参加してくれている小川慶太くんも参加♪
Love FM ''Natural Drivin'''の DJ佐藤ともやすさんいつもオンエア、そしてゲストもありがとうございました。 ↓Love FMスタジオで DJ 佐藤ともやすさんとDJ 福山智美さん
そして深町健二郎さんの番組『オトマチ』では2週特集していただきました。
斎藤さんお世話になりました。
12月23日にはLove FM SachさんのDeparture Loungeにてゲスト
そして、12/24 & 25はFM Yokohamaでオンエアいただき、25日クリスマスの日には、畠山美由紀さんの番組Travlein' Lightでオンエアいただきました。
FM FUKUOKA「Morning Jam」FM 大津、愛知北FM 「THE FACE」オンエア頂き有難うございます。
12月16日には アートさんとデュオでレコーディングしたThe Christmas Songをリリースしました♪
アートさんが Nostalgicにアレンジしてくれました♪
イラストは、毎回CDの歌詞カードのイラストをしてくれている
橘春香ちゃん
デザインはCDのデザインをしてくれている望月麻子ちゃん
ラジオでも沢山オンエア頂きました。
有難うございます。
Love FM, RKBラジオで、長い間お世話になっている福山智美さんのジャズ講座に12月17日にゲストでzoom出演させていただきました。
今年は悲しい別れもありました。
日本でお世話になっている方の訃報もきいて、
本当にお葬式もいけず、悲しかったです。
そして、
家族のような存在のドクターロニースミス氏とのお別れ。
素晴らしいオルガン奏者、敦賀明子さんの紹介でフロリダに素敵なお家があるにもかかわらず、マンハッタンでうちの3bed ルームで、2年ほどルームメイトで共同生活をさせていただき、貴重な経験をさせていただきました。ドクターは朝から晩まで、そしてテレビが大好きで、いつもテレビを見ながら、オルガンを弾いていらっしゃいました。
また改めて、ドクターへの思いを綴らせて頂きます。
悲しみすぎて、SNSに何もあげれないまま月日がたってしまいました。
今年の7月とお亡くなりになる2週間前にフロリダに最後に会いにいきました。

初めてフロリダ、ドクターの宅にリハーサルもかねて、お邪魔した時、初めて車を運転するドクターを見ました。2012年の6月

ドクターの夏のニューヨークバースデーライブ, Jazz Standard July 3, 2019
この日私は、Here And Nowのレコーディング初日で、終わって駆けつけた時にはラストの曲でした。
お医者さんから酸素ボンベをはめてから演奏しないと大変なことになると忠告されながらも、
ドクターは絶対ステージはつけずに、満点の笑みでステージに立っていました。その姿には本当に涙が出ました。
明子さんが、夏までもしかして、ドクターが難しいのではないかと、連絡があり、7月にフロリダにコロナ検査をして会いに行き、そして、今年の9月12日にコロナ検査を再度し、ドクター宅で、住み込みでドクターのことを24時間看病していたホリーの思いもあり、フロリダのお宅に会いにいきました。
夕方ドクターが療養しているベットの側で、あまり話すと呼吸がきついと言葉を交わさず、ドクターが好きなドラマを一緒に見て
過ごしました。
ドクターは体調がきつかったり、どんな事があっても、 How are you?と訪ねるとFANTASTIC最高だ!と答えが必ず答える人でした。でも体調が悪い時は、電話の声が、掠れたり小声になって、体調が悪いんだなと心配で、明子さんとよく連絡をとっていました
その日の夕方、ドラマのCMのときに、How are you? DR (気分はどうですか?元気ですか?ドクター)と聞いたときに、
その日は、ドクターI am SAD、悲しいと答えました。
絶対FANTASTICしか言わないドクターが悲しいと言ったので、私はそれだけでもショックだったのですが、
その後に but I am ok ,,悲しいけど、私は大丈夫。you know why?なぜだかわかる?とDr.が聞いてきたので、
Why?なぜ?というと
もうこの足できちんと立てないし、たったら転んでしまう。指も全く動かないし、頭で流れている音が指が動かないから弾けない、ベットに寝たきりになってしまって、トイレも自分でいけない。本当にその事実はとても辛く、悲しいけど、沢山の人の心に音楽を通して何かを残せた気がすると今感じている。
that makes me happy、それを感じれて幸せに思うんだと。
泣かないようにしたのだけど、胸がいっぱいになりました。ドクターが最後に残した言葉だけは鮮明だった。
ドクターそんなこと言ったこと今までなかったから、何か、ミッションを終えたような穏やかな口調で、終わりを感じて、
クロージャーで、お別れを感じてしまい、とても悲しくてたまりませんでした。
次の日、朝早くN Yに出発しないといけなくて、スコールの雨が叩きつけるように降っていて、
ドクターを起こしたくなかったけど、これが最後になる胸騒ぎがして、ドクターの部屋に入り、
次はもっと長く滞在するね、またすぐあいに来るね。と話し、別れをつげ、リビングに帰ったが,
なんか悲しくて悲しくて、また部屋に戻り、Dr. I love you!! I am gonna miss youとハグして、
雨の中、ウーバーに後ろ髪を引かれるように乗り込みました。
でもUberの中で、叩きつける雨の音を聴きながら、もうこれがドクターとの最後のサヨナラなのかもと強く感じて、
涙が絶え間なく出て。
ニューヨークに帰りました。
ドクターがフロリダからNYに帰ると必ず、電話をくださりました。
ドクター、そして、Kitano HotelのマネージャーのGinoのボイスメールは、まだとってあります。
亡くなった仲間、親友、沢山の大好きな人たちの声や思い出はずっと鮮明に残っています。
ドクターが楽しそうに奏でるオルガン
ドクターの追悼ライブで敦賀明子さんのオルガンの音を聴いたら、おもいでが溢れてて号泣でした。彼のバンドで歌っていた友達で、素晴らしいシンガーのアリーシャオタルージャも号泣していました。
オルガンの音を聴いて、想いが溢れました。
音楽と匂いだけは、その時に戻ってしまいますね。

Dr & George Benson
2012 True colorsのレコーディング
スタジオにて (上)

思いを綴れば思いが溢れてきそうでで、ドクターが亡くなった9月28日以降も、ドクターとの会話とか残っているものを見たり聴いたりして、DRを思い偲んでいました。その後、11月に仕事中、電話が盗まれてしまって、ビデオや、ボイスメモに残しておいた、教えてもらった大事な会話が消えてしまっていて。とても悲しかった。
ブログに納めないと、記憶はどんどん薄れてしまうと思いながらも、気持ちが落ちたまま、年末になってしまいました。ドクターのドキュメンタリー映画も、Drが生きている間にドクターが見れぬままになってしまいました。
Fantastic 最高だ!
It's your fault それは君のせいだよ!が口癖でした。ERIKAと最後に読んでいた、声が忘れられません。
そして、皆の恩師バリーハリス氏の死去。
ニューヨークにきて、2000年、初めて、毎週火曜日の夜6時からあるワークショップに通いました。今でも覚えています。その当時は、University Streetというイーストビレッジにある場所で、行われていて、Easy Living というジャズの曲を覚えたのを鮮明に覚えています。
バリーが生徒みんなに行っていた言葉
''Music comes through you, not comes from you
You gotta be simple until it really comes to you''
音楽はあたたを通ってくるだけで、あなたからきてるのではない(作り出しているのではない)
だからシンプルに音楽が降りてくるまで
そして、バリーは、まず1コーラス目は必ずメロディーに忠実に歌いなさい、
作曲者をリスペクトすることが大事。そして2コーラス目からは自分のクリエイティビティーをもとに、自由に演奏していいんだよと。
シーラもいつも言っている言葉が、1コーラス目は必ずメロディーを歌え、フェイクするなと。
音楽が一番大事、エゴなんかいらない、音楽に入り込むんだ
音楽に捧げなさい。そしたら命をも救ってくれる日が来るから、、
深いです。ハーレムの教会でもこのことを学びました。
上から降りてくるまで待つ、、謙虚に、
黒人の奴隷時代のニグロスピリチュアルを歌っていた頃、特に教会のクワイヤーでソロをとる際、
体を捧げる意識で、上からくるようなイメージで、そして歌詞に自分の人生の困難を照らし合わせて、
歌おうと心がけていました。感情のかけ方が最初は調節できなくて、
教会のソロは本当に丸裸の心で歌っていて、歌った後に大泣きしたこともありました。
教会は黒人の方が多く、最初は、なぜこの曲を選んだの?あなたに何がわかるの?ときつい雰囲気が漂いました。
でもmその後、あなたはあなたの歌を歌ったと言われた時、本当に涙が出るほど嬉しかったのを覚えている。
バリーのお葬式 12/16

私の最初についたジャズボーカルの先生、巨匠シーラジョーダン、93歳 そして、バリーハリス巨匠
シーラがいつもライブでいう、先日の11月の93歳の誕生日ライブでは、チャーリーパーカの写真をステージの椅子に置いて、チャーリーパーカーに捧げていました。
スピリッツが凄い。本当にすごすぎて。
あなたたちが、JAZZを継承していって、絶やさないでねと
ライブ終わった後話いくと、Girls達、ボーカリストは、私達がミュージシャンを雇う側なのに、中傷を受けたり、悲しいことを言われたり、落ち込まされることもあるかもしれないけど、絶対やめたらダメだよ。歌い続けていくんだよ。と、、
鬱になり、アル中で、AAというアルコール中毒から抜け出すために施設に入っていたシーラ。93歳でバリーのお通夜でもパワフルに歌っていた。今を生きる

バリーの誕生日 2018 ↑
お葬式の後みんなで
お葬式の後、バリーを偲びごはんを食べたシンガー仲間。
みんなバリーハリスのワークショップに通いました。
Wake バリーハリスのお通夜 12/15
ここにはナブコさんと、私のバリーの写真も流れたそうです。
本当に特に冬は別れが多いですね。悲しいです。
今年は、前年より学びに力を入れました。アルバムをリリースしながらも、充電期間でもありました。
2019年まではツアーに出て、NYで演奏して、またレコーディングしての繰り返しで、じっくりとした練習がままならなくて、自分自身、常に歌に対して、インセキュアーで自信がなくて、精神的に不安定になる時期が多かったですが、今年は見つめあった時期でもありました。
『真剣に入りこんて、練習してないから、不安になり自信が無くなるの
音楽に入り込んでないからよ、私は常に忙しくても練習している』
ルシアナの一言に、
今年は奮闘した気がします。作曲もよくしました。
ニューヨークにいると、モンスターのように凄いアーティストばかりで、比べてしまい、歌っている意味さえ、自分がここにいることさえ見失ってしまいそうな時があり、どうしようもない気持ちになります。
Only ONE この人だからというオンリーワンを目指して、来年も奮闘です。
ニューヨーク、夢をかなえるために、若い頃は奮闘していましたが、夢とはなんだ?とふと考え、
リストをあげたら、今でできないことをできるように追いかけるのが夢だと最近思うようになりました。
今やっていることが、5年後、10年後に身になり、自然と出るようになる。
まだまだ長い道のりですが、音楽に出会い、亡き親友たちとBandを組み、生きる喜びを高校2年で感じてから、音楽とともにいき、出会えた人と、歩んできた人生。ニューヨーク生活、金銭的にキツかった時に
何故この道を選んだのか?と後悔したりすることもあったけど、音楽でいただいた掛け替えのない仲間、出逢いそして人生に本当に感謝です。
来年も、音楽とともに、そして、健康第一で。
昨日一緒に音楽を奏でたり、遊んだりした仲間が今日には亡くなってしまった悲しい経験も沢山ありました。本当に一日一日、一瞬一瞬をだいじに、最後かもしれないと思いもむねに、
人生を楽しみながら、生きていきたいと思います。
Here And Now〜今ここに
のタイトルづけになった,素晴らしいシンガーの
マンスアースコットのメッセージ
Erika, Life is right here, right now, right this moment so live your life
エリカ、人生は今、ここに、今、この瞬間にある、だから自分の人生を生きろ
マンスアーの言葉をいつも思い出します。
愛は人を魅了する
今年も本当に沢山の方々に支えられ、サポートいただきました。
皆さんのご健康をお祈りしながら、
今年も本当にありがとうございました。
1月3日の新年始まりは、大好きな大西さんの番組、Music Bird 『大西貴文のTHE NITE』の新年初電話ゲストです♪大西さんと新年早々にお話しさせていただくことがとても楽しみです。
今年もDJ 大西さんに本当に週に何度も曲をオンエア頂きました。大西さんTHE NITEリスナーの皆さま
本当にありがとうございました。
応援いただいている皆様、今年も本当にありがとうございました。
皆様にとって、2022年が素晴らしい年になりますように。
来年もよろしくお願いいたします。
はやく日本の家族にあいたいです!姪っ子🌸さくらです
いつも心配してくれる、父、母、妹、そして相方、家族に感謝です。
ツアーも2022年はできますように。皆様に元気であえますように!
長らく書いていたら、朝5時に、>< 長文失礼しました。