2011年 11月 22日
シーラからのメッセージ

先日は師匠、ジャズシンガーのシーラジョーダンの83歳の誕生日ライブに仲良しのシンガーSOFIAがインドのツアーからかえってきたので一緒にいってきました。
今回は83歳の誕生日ということで、スティーブキューン(p)とのDUOブルーノートででした。
シーラは年をとっていくごとに、ますます凄さをましています。ジャズと共存。ジャズがなかったら私は生きていなかった。ここにいて83歳を祝って歌っていられるのも、ジャズのおかげだと。ジャズのジャの字もしらないときに、初めてついた先生がシーラ。なんて幸せなことだ。
彼女から学んだ、魂、音楽へのdedicationと音楽に対しての姿勢と態度、かけがえのない財産です。
シーラはOPENで昔経験した辛いことや、人生の挫折、鬱、孤独からの逃避でアルコール依存やドラック中毒から、子育ての厳しさ、50代でやっと秘書をやめて、音楽だけで食べれるようになったという彼女の隠しもしないい潔い生き様全てが、今のこの83歳のシーラの歌にでていました。ジャズがなかったら、私はここにいない、と最後アンコールでシーラ自身の人生を歌詞にしたブルースを歌っていました。
まさにLIFE IS MUSIC MUSIC IS LIFEです。
歌い続けた長年の日々の思いは、はかりしれません。2年前も心臓の手術をしたり、体もこわしていたりしていたシーラだけど、今もいろいろなところに飛び回って、歌って、教えている。
学生時代にいわれたこと、
あなたたちが成長したら、またこれからのシンガーにジャズを伝えていって。
ジャズを絶やさないように。。。と
歌をやめたら、すべて終わり。いろいろな中傷や、お金関係の問題でやめた才能のあるシンガーをたくさんみてきた。やめたら、そこで何もかもおわり。続けていくのそしたら、すこしずつでも成長するし、音楽があなたの人生も救ってくれるときがくる。
83歳も健全で、かわいい男の子をからかったり、ステージでジョークをとばすシーラ。そしてバラードを歌うときの集中力といったら、ありません。
Life is right here , right now 、right this moment
人生はここに、今、この瞬間に
まさにその通り
そして
Don't be a Diva Be a messenger!!!
そして、ディーバになるなメッセンジャーになれ

有難うシーラ、今も元気でいてくれて。楽屋にいったら、顔を皺くちゃにして嬉しそうに、大声で私の生徒達よーって、抱きしめてくれました。
シーラ、心から感謝しています。ありがとう、シーラ あなたから学んだ事はずっとこれからも、受け継いでいきます。
人生で人が人に大きな影響を与える。
出逢いによって人生が変わる
悶々とする葛藤も素晴らしい音楽によって、心が洗われ解き放たれます
ありがとうシーラ
音楽があったからこそ、生かされています。14年前の喪失から、今生かされているのも音楽があったからです。
最近のシーラのCDのオータムインニューヨーク大好きです。トム ハレルのトランペットもピュアで正直で大好きです。
私もいつか音楽で本当の意味で、自分にとっての、自由を感じれるときがきたらとおもいます。
今回のシーラ最後に、If I don't see you again see you in heaven!!
もしももう一度逢えなかったら 天国であいましょう
といってて、観客を涙させていた。SOFIAも自分も涙がとまらなかった。
シーラの人生そのものが血と肉になり、彼女の声をつたって、音となり魂が私たちに届き心を揺さぶりました。
ありがとうシーラ、たくさんの大事なものをありがとう。
これからも元気で。 WE LOVE YOU!




