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ジャズボーカリスト ERIKAのNEWYORKでの生活で、音楽を通じて感じる事を綴った日記


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愛は人を魅了する

肥料

あのときの
あの苦しみも
あのときの
あの悲しみも
みんな肥料になったんだなあ
自分が自分になるための

みつを


今日、この言葉が本当に心に響いた。

遠距離恋愛3年に休止符が打たれた。
ニューヨークを拠点とし、日本、ブラジル、香港で遠距離をしていた人と別れた。
日本のツアーから13日にもどり、彼は15日に香港から戻り、話し合って決めた。涙が滝のようにでた。
結論は、これから、ずっと中国に住むということから。

正直、いままでで一番大好きだった人なだけに、かなりきつい。
ブラジルのお母さんからは今でもポルトガル語でメールがきたり、3日前は30ぷんも電話で話した。
私は、ポルトガル語の歌詞を歌っているのに、話せない。なのに、お母さんはうちのばあちゃんみたいな雰囲気の人で、本当に3日間のブラジル滞在ではあったけど、お母さんと家族と凄く仲良くなって、’はじめて、ポルトガル語のSAUDADEの意味を体で心で体験で学んだ。

いろいろな思い出がたくさんあるのに、心は行き場もなく、思い出と思いは葬られる。
彼は新しい生活を香港で送り出している。
お互いもう苦しみ、孤独に疲れるのはよそうと3月ごろ別れにいたったけど、それは電話でだったので、実際NYであったら、前と変わらない気持ちになる。でもそこの中にも、もうどこか過去の二人がいて、たまらん気持ちだった。自分も半年前とは気持ちが違う。一緒に演奏ツアーに1ヶ月いって、半年あえない日々が続いた。冬だったこともあり、本気で今年の冬はきつかった。恋愛で初めて眠れない夜をおくったりして、気をもんだ。
いままで、付き合って深い関係になって別れをきめて動き出すのは自分だったのに、今回、正直、どう気持ちの整理をつけていいかわからない。

この三年の恋愛で、愛があれば、多少のことはパワーとパッションで乗り切れるとおもった。

OBSESSIONのCDもその亡くなったルイちゃんのこと、そして遠距離中だった彼の思い、自分の心の中の心境、孤独、そして希望、光、いろいろな思いがこめられたCDだった。
毎日のその日々に感じていた思いを思い出すと、たまらない気になったりするが、本当に成長させてもらった。
下手な耳コピーのポルトガル語じゃ、恥ずかしいと、発音もレッスン取るようになって、サンバ、ダンスもならってすこしでもリズムをよくしようと努力もした。会えない日々に少しでも成長しようと、日々いろいろな思いだった。

去年の春には10年思い焦がれたブラジルにもいけた。
18時間リオから家族の住むブラジリアまで高速バスでいった。山をたくさん超えて、凄い速さのバスでむり!!!とおもったけど、以外に18時間大丈夫だった。帰りの飛行機では1時間半でついてしまって、びっくりした。彼は出身がアマゾンのBELEMというところだったけど、家族はみんな首都ブラジリアに住んでいた。
お母さんをはじめ、親戚、いとこ、おじちゃんたちにはよくしてもらった。心が温かく、若いいとこのことは英語がしゃべれたが、お母さんはポルトガル語だけだった。心と思いがあれば、これだけ通じるのかというほど、心が通った。言葉という道具が無いだけ、気持が溢れ出し、もっともっと伝わってきた。今でもずっとお母さんとは、メールして、電話もしている。68歳にして、自分ともっとコミュニケーショをはかりたいと、英会話教室にかよいだしたとか、それを聞いたときは涙がでた。

今まで歌っていた、CORCOVADO というボサノバの曲の題名となったコルコバードの丘にもいった。
朝はやく言って、観光客もいなくて、あまりの景色の綺麗さに涙がでた。夏の朝のにおいというか、いまでも鮮明に覚えている。

イパネマ海岸、コパカバーナ

今思うと、すべての思い出に切なくなり、胸がいたむ。
しょうがなかった。

今はまだよくわからない
自分が思っている三年間の思いと彼の三年間の思いはかなり違ったんだろうなと。
えらい好いててくれたけど、いつもお金と仕事にきをもんでいた。

愛が深いひとだったけど、本当に問題も多くて、生い立ちもきついことがたくさん会った人で、素晴らしいミュージシャンだったけど、お金をとても気にして、仕事がなくなるのを恐れて翻弄されていた。

今日は明日彼がNYをたつという日で、最後の晩餐をといっていたら、彼が私をあまりにも彼の一部だと思いすぎて、自分の気持ちをすべてシェアーしたかったのか、彼がいった一言に自分が逆上してしまい、喧嘩別れをしてしまった。火が出るほど、久しぶりに腹がたった。そのことについて言い合ったけど、分かりあえなかった。
こんだけ、考え方が違ったのかとおもうと、悲しくなった。ちょっとしたことだけど、大きな問題だった。
10日間いて、別れもあっただけに、いろいろな感情になったが、最後にこんな別れ方というのも、自然におきたので、何か意味があるのだろうとおもう。自分がかなり情けなかった。いま今日が日曜と気づいて、ますますつらくなった。

何かが自分の中で終わろうとしている。
次の章 人生の次のステージ

泣けたらまたすっきりすると思うけど、泣けない。
それだけに、胸が苦しい。

親友がなくなって12年になるが、あのころ気がくるったようになり、毎日泣いてないて、泣きつかれて、寝て、そしてまたおきて、といった生活で、ショックであまり記憶にないけど、よくあの悲しみのどん底からここまでこれたと、本当に自分がどうやってきたんだろうと本当に昔のことを思った。

心はそんないっても、また踏みつけられたようになって、人は傷つく。
何回も何回も、初めての痛みのように、波はくる。
感情的なだけに本気で苦しい

SAMURAI というDJAVANの歌をおもいだした。
これも切ない歌だ。

どれだけの思いを心にとどめておけるだろう。


愛は人を魅了する_a0150139_14323753.jpg


Ai....
Quanto querer
Cabe em meu coração
Ai....
Me faz sofrer
Faz que me mata
E se não mata, fere
Vai....
Sem me dizer
Na casa da paixão
Sai....
Quando bem quer
Traz uma praga
E me afaga a pele

Crescei, luar
Pra iluminar as trevas
Fundas da paixão
Eu quis lutar
Contra o poder do amor
Caí nos pés do vencedor
Para ser o serviçal
De um samurai
Mas eu tô tão feliz!
Dizem que o amor
Atrai...

http://www.youtube.com/watch?v=eleclX-9cHA

どれくらいの愛を
僕の心は受け入れられるだろう
僕にもたらされる悲しみは
僕を殺そうとする
でも殺さない ただ傷つけるだけ

僕になにも告げずに
情熱の住み家に向かって
出て行ってしまう

本当に愛するときがやって来る

疫病を運んでくるように
そして僕の肌を愛撫する

広がれ 情熱を包みこんだ 月の光

暗闇を照らすために
僕は愛の力に刃向かって闘いたかった

でも勝者の足下に平伏し
サムライのしもべになった

だけどこんなにも幸せだ

人は言う

愛は人を魅了する


ーこの曲がずっと頭をリフレインしている
思い、思い出は行き場もなく、こうやって葬られてくのか、、

それでも人はまた人を愛する

明日の朝、彼はNYを出発する。まだNYにいるだけに、なんともいえない気持ちだ。
でも、自分の選択に悔いはない。

そのときに未熟だった考えかもしれないけど、そのときの一生懸命の選択だから
それがBESTだったから、これでよかったと思う。

しかし、思いが深かっただけ、何ともいえない気持ちでいっぱいになる。

ブラジルの写真の中には、みんなの変わらない笑顔が永遠にある

今はこの気持をどうしていいかわからない。家族も友達もかなりかかわっていて、それがために、ますます思い出が押し寄せてくる。
愛は人を魅了する_a0150139_14355764.jpg
by erikajazz | 2010-05-23 14:36