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ニューヨークMAT地下鉄A トレイン脱線事故

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I was on the A train that derailed this morning! MTA crew didn't tell us anything until smoke came! People started to freak out and tried to break the doors and windows to get out! The door banging sound really scared us and some people began having a panic attack! We had to use their shirts to not breathe in the smoke! Everyone was so scared...


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A トレイン脱線事故6/27 (火曜) 当日Lower Eastsideに行くために午前9:33分くらいにwest 145の駅からAトレインにのりました。west 135丁目の駅を過ぎたあたりで、ドンという音がして車両が真っ暗になりました。いつもよく車両が暗くなったりする時があるのでさほど気にしていませんでしたが、少しして、いつものと様子が違うときづき乗客がざわつき始めました。



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煙が外から入ってきていると、1人の男性が車両間のドアを叩き割り始めました。真っ暗闇で、その音が響きだして、皆が不安になり、「なんで外から煙がでているのに、君はドアを壊すのか?」と2人の男性がドアを叩きわろうとしていた男性に叫びました。叩いていた男性は、「煙がはいってきている!私達は脱出しなければいけないといってました。彼の意見に賛成する人もいて口々に「脱出だ」といいだした1人の女性の声が益々感情的に大きくなり、叫びにかわり、パニック障害がでたことに気付きました。尋常じゃないくらい泣き叫ぶ彼女に三人の女性が、なだめていました。泣き叫ぶ彼女を抱きしめるために、カバンを他の人に預けハグをしている女性もいました。



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暗闇の中、何が起きたのか、どうすればいいかのアナウンスもないまま、窓を叩き割る音が約25分つづき、色々な人が、脱出するべきだ、するべきでないといいあった後、車両のドアが壊れて開いた頃に、別の車両から、こちらから脱出しろ!と合図がきました。私は一番後ろの車両に乗っていたので、冷房も入って煙もくさいていど、咳こむほど煙くはなかったのですが、脱出の際、前の車両に移動するごとに煙がひどくなり息もできず、みなTシャツや服で鼻と口を塞ぎながら咳しながらの脱出でした。


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最後の車両以外は冷房もはいらず、凄い煙でした。外をみたら煙がひどくいち早く電車から脱出してトンネルを携帯の明かりを頼りに歩いている人もみえました。



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一両目、二両目の車両は、煙が酷く、床も亀裂がはしっているところもありました。午前10時過ぎに車両を移動しながら、やっと一両目の車両から125丁目の駅に脱出する事がでしました。


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ホームでは泣いている方がいて、もう大丈夫とハグしあいました。暗闇でアナウンスが全くないなか何が起きたかわからず車両に閉じ込められ、煙の匂いがする中、トンネルの中でwifi もはいらず、情報がないままだったので不安も大きかったです。ただ1両目、2両目に乗っていた方たちは、脱線した電車が壁に追突した際の衝撃で、席から飛ばされたり、 脱出の際に窓叩いて怪我をしたり、負傷された方が39人いたとの事でした。10:07には125丁目の地上にでて待ち合わせしていた方に事情をメッセージできました。125のAトレインはそのまま止まって動かなくなり、1トレインまであるきそのままダウンタウンに移動しました。



9.11のテロや去年夏の爆破事件も数分前に現場をとおりましたが、本当なにが起こるかわからない毎日。怪我をされた方々がはやく良くなりますように




by erikajazz | 2017-07-15 03:30 | ニューヨーク

ジャズボーカリスト ERIKAのNEWYORKでの生活で、音楽を通じて感じる事を綴った日記

by erikajazz